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第二回国際医療パースペクティブ開催のお知らせ
国際医療パースペクティブは日本医療の国際化をめざして昨年7月に発足いたしました。日本の優れた医療を世界に紹介し、世界の患者のために貢献できるシステムを模索しようとしています。具体的には世界の優れた病院の医療者と患者が相互交流をするホスピタルシェアを推進しております。年に2回ほどの勉強会を予定しており、様々な専門家をお招きして、専門領域を越えて明日の日本医療の方向性を考えていこうと企画しております。
今回は口腔医療、特に口腔外科に焦点を当てて、上海交通大学第9人民医院口腔顎顔面外科 張陳平教授をお招きし、腫瘍外科と再建外科について中国流の考え方を語っていただきたいと思います。張教授の病院では口腔外科病床が200床、年間手術4,600件を行っている文字通り世界一規模の口腔外科施設です。
世界情勢の変化は目まぐるしく、医療も政治に翻弄されるようになり、日本の歯科医療も予断が許されない崖淵にたっております。特に医療と歯科医療の狭間にある口腔外科医療集団にとっては、中国、韓国、インドなどと緊密な交流を行い専門性の維持と発展をはかることが喫緊の課題と言えます。比較的疎遠な隣の中国の同僚の意見に耳を傾け、やがて東アジアの口腔外科とインプラントの標準化を行わなければならないと思います。
今回は特に日本口腔外科学会、日本顎顔面インプラント学会で指導的な役割を演じておられる先生方、それに第一線で臨床に奮闘している若い同僚をお招きしております。明日の臨床の展望につながればと願っております。多数お誘いあわせの上ご参加いただきますようご案内いたします。
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